中古車流通のからくり

日本で中古車流通が盛んになるきっかけとして、新車販売が好調となることです。新車がどんどんと登録されることが、中古車流通の第一歩です。月間販売台数が多い車は中古車市場でも在庫台数が多くなります。現行モデルの新型車であっても、中古車は存在します。

販売台数が多い人気車種はメーカーからの販売奨励金が高くつくことがあり、各ディーラーが目標台数を上げてその販売目標台数をクリアするために必死でセールスします。時には目標台数クリアのために在庫車として確保し、系列中古車店に新古車として流すこともあります。また、販売店ごとに展示車や試乗車を置くため、それらの車も次第に流通に回ります。中古である以上、新車価格を超えることがあり得ません。

新車には定価がありますが中古となると定価が無く仕入れ価格をもとに利益を付加して、登録諸費用をプラスして転売されます。登録から年数が経過しており、走行距離が多い車では、実際の値打ちが分かり難く、相場をもとに価格が付きます。業者はオークションや買取から販売する在庫を得ますが、買取は買取相場があり、販売は販売相場があります。もちろん互いの相場には大きな価格差があります。

買取った車を、いかにして高く売るかは業者のテクニックです。流通上人気が出やすいカスタマイズを加えることや、〇〇仕様などの特殊化です。また、安心パックとして長期保証やコーティング加工のサービス等を付加することもあります。このようなサービスは非常にコストが低く効果絶大となります。

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